FAQ

乗下船設備とその運用に関するFAQ

アコモデーションラダー・コンビネーションラダー

Q1 コンビネーションラダーを使用する時に船の横傾斜を考慮する必要はありますか?

海面から船舶の出入口までの高さが9メートルを超える場合は、「コンビネーションラダー」を使用することになっています。9メートルを超えているか否かを判定する場合、船の横傾斜を考慮する必要はありません。

Q2 アコモデーションラダーのプラットフォームの高さはどれくらいが適当ですか?

SOLASには、アコモデーションラダー下端のプラットフォームの水面上の高さについて何も規定はありません。IMPAは「水先艇の大きさやうねりの高さを考慮して3〜7メートルの間で調節する。」ことを勧告しており、「IMPAポスター」にもその旨明示しています。

日本では、外洋で曳船や大型水先艇で乗下船する場合は、7メートルとしているところが多く、それ以外では5メートルとするところが一般的です。その時のうねりの高さを考慮する必要もありますので、水先人会又はパイロットの要請に従って下さい。

アコモデーションラダーの船側外板への固定方法については、5メートルと7メートルの高さで固定できるようにしておく必要があります。(Q5参照

Q3 入渠の時にだけ乾舷が9メートルを超えますが、アコモデーションラダーを備える必要がありますか?

海面から船舶の出入口までの高さが9メートルを超えることがあり、かつ、その時にパイロットを要請するのであればアコモデーションラダーを備えておき、コンビネーションラダーとして使用することが必要となります。

Q4 コンビネーションラダーを使用する場合もマンロープを用意する必要はありますか?

パイロットラダーを使用する場合と同様にマンロープは甲板上に用意しておき、パイロットの指示があった時にすぐに使用できる状態にしておいて下さい。

Q5 船のローリングや横傾斜によりコンビネーションラダーが船体から離れないようにする方法はありますか?

船体に密着させる目的で、パイロットラダーとアコモデーションラダーの下端プラットフォームとを結び付けると、船体が横揺れしたり、アコモデーションラダーの高さを調整したりする場合、パイロットラダーがプラットフォームに引っ張られて傾斜したり、切断したりする可能性があり大変危険です。このような危険を防止するため、IMPAや当連合会は次に述べる方法で固定することを推奨しています。

【パイロットラダー】
パイロットラダーをアコモデーションラダーの下端のプラットフォームの上方1〜1.5メートルの位置で適当な方法で船体に固定する。
固定は、船体外板に埋め込んだビット(sunken bitt) によるのが最も適当であるが、外板に熔接したアイプレートによることも認められている。
【アコモデーションラダー】
アコモデーションラダー側面の縦通材(stringer)に取り付けたビットを下端のプラットフォームの約1メートル上方の位置で外板に埋め込んだビットに固縛する。

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