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連合会の概要

会長挨拶

会長 西本 哲明

日本水先人会連合会は、「水先法」で定められた全国34の水先人会を会員とする公益的な団体として、全国一律の安全・安心・効率的な水先サービスを提供するため、サービス品質の維持向上、サービスの適正かつ円滑な遂行及び水先人後継者の確保等に関する事業を推進しております。日頃より水先サービスをご利用いただいている国内外船社の皆様、また、水先サービスの適正かつ円滑な遂行に多大なるご支援とご協力を賜っている関係官庁並びに港湾関係者の皆様に対し、全国の水先人を代表して厚く御礼申し上げます。

さて、水先人(パイロット)は、船舶交通が混雑する港や交通の難所とされる水域(水先区)を航行する船舶に乗り込み、船舶を安全かつ効率的に導くことを職務としており、パイロットという名称は、海運の世界では航空機が飛び始める遙か昔から、船を操る技術に長けた船乗り=パイロットとして親しまれてきました。現在、北は北海道から南は沖縄まで、全国34の水先区にそれぞれ設立された「水先人会」に約620人の水先人が所属し、年間365日昼夜を問わず、当該海域を航行し港湾に入出港する船舶に乗り込み、当該船舶のみならず他の多数の船舶の航行の模範として、船舶交通の安全や海洋環境の保全、港湾機能の維持に大きく寄与しています。

私たち水先人は、今後もその使命である船舶航行の安全確保及び運航能率の向上等を通じ、国民の暮らしや産業活動を支え、信頼される水先人であり続けることを目指して参ります

令和5年7月
日本水先人会連合会
会長 片岡  徹

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